台湾の月額ジムの個人レッスンから学ぶマーケティング
今回は台湾のジムの個人レッスンについての記事を書いてみようかと思います。
私は今、月額制のジムに通っています。
前の記事にも書いたようにジムには個人レッスンの授業もあります。
個人レッスンは日本にあるものと同じ感じなので説明は省きます。
が
ライザップではありません。
あれはジムというより、痩せる施設という感じですから。
日本の大手フィットネスクラブのルネサンスの個人レッスンは1回60分6600円です。
そして台湾の最大手
ワールドジムですが、1回(60分)あたりだいたい日本円で7300円です。
日本より高いのは驚きですよね。
そして、個人レッスンへの勧誘、営業がすごいです。
正直に言いますね
営業が下手すぎます。
トレーナーがごり押しで個人レッスンの契約を勧誘してきます。
別に、ごり押しは悪いことではないですが、私のような性格の人には
ごり押しは通用しません。
勧誘の仕方はこうです。
「こんにちは。今私空いているんだけど。トレーニング教えましょうか。」
(みんな自分が空いているといいます。客の都合は聞きません。)
「まずはこちらで体重など量りましょう」
(マシーンではご想像の通りですね。特別なことはありません。回数を数えてくれます。)
「あなたの目標は?…そうなんですね。じゃあこれから私がお手伝いしますね!OK?」
以降永遠に「なら買わないと。」「何が問題?」
という感じが続きます。
営業が下手だな~と感じる一番の理由が
価値の話を一切しないから。
そして、客の話を聞かないから。
です。
今や、「健康」というマーケットはどんどん大きくなり、
私の弁当もそのマーケットに乗っかっているという感じです。
なので、単純に金額が高いといいたいわけではありません。
でも一方で、一回分の2000元があれば、台湾で何ができるかというと
地方の夜市で満腹になるまで食べるというのを5回はできます。
中古ですが、アメリカの低温調理器も買えます。
台湾生瓶ビール32本買えます。
特急電車で北の都市台北と南の都市高雄を往復できます。
2000元というのはそのくらいの価値なのです。
それと1回60分のトレーニング比べたら、多くの人はトレーニングは選ばないでしょう。
そんななか、どうやって買ってもらうかというのがトレーナーだと思うんです。
ものを売っているなら、少なからず物は手に入りますが、
トレーニングを売る場合、何が手に入ったかが見えにくいです。
それをいかにしてお客へ可視化させて価値を感じさせるかというのも大事だと思うんです。
しかし、結局はごり押し。
「トレーナーいないと、ケガするよ?そうしたらもっと太るよ。」
とか冗談でも言わないでほしいです。
支離滅裂なんですよ。
うーん。竹南だから?
ワールドジムのトレーナーは約束もよく破るし、そういう人たちからは買いたいとは思いませんよね。
というわけで、今回はただの愚痴でした(笑)
反面教師で、弁当のほうはしっかり売っていきたいですね!
では。
過去記事もぜひ。