台湾人のいいところ・悪いところ
こんばんは。
台湾も最近寒くなってきました。
って言っても最高22度最低18度とかです。
今回は私が思う台湾人のいいところ悪いところを書いてみたいと思います。
誤解のないように先に言っておきますが、台湾人=私の周りの台湾人
という意味です。
一概にALLタイワンニーズを指しているわけではありません。
また、私は台湾人が好きです。先に言っておきますよ。
それでは、初めに悪いところから
①何か言葉を発する前に、1秒すら考えないまま発言する
私たち日本人は無意識のうちに
この言葉言っていいかな?
相手の人を傷つけてしまわないかな?
この場で、この言い方は適切かな?
と考えるはずです。
ただ私の周りのみんなは比較的そうななりません。
そういう言葉遣いに慣れていないので、頻繁にいらいらします。
「日本人は言いたいこと言わなさすぎるんだよ」
というのを聞きますが、それとは違います。
日本人は、考えた末に「言わない」という選択をするんです。
台湾人は、考えることはせずに「言う」のです。
もし日本人が、考えた末に勇気をもって「言う」
という選択をするようになると、国際的にももっとコミュニケーションが取れるようになると思います。
②「台湾人は・・・」また「日本人なのに・・・」という言葉に頼りすぎ
私にはいろんな所属があります。
遠藤大輔という個人・血液型A型・やぎ座
埼玉県出身・男・日本人
などなど…挙げたらきりがないですが
一番小さいのは個人で、大きなくくりで言うと人間・アジア人・日本人
などですね。
台湾人はアジア人なので、私のことを人間・アジア人と認識することはありません。
彼らの私に対する1番大きなくくりは日本人なのです。
出会ってすぐのころや、日本人と接する機会の少ない人は、個人というより
大きなくくりで認識することも多いと思います。
しかし、私をよく知っている人、普段一緒に生活をしている人も未だに
「台湾人は・・・」「日本人なのに・・・」
という言葉をよく使います。
ここまでくると、「遠藤大輔」という個人を否定しているように感じます。
そもそも、台湾人同士で、「台湾人はこうするんだから、あなたもこうしなさい」
みたいな会話は生まれないですよね。
「台湾人は。。」「日本人なのに。。」は逃げの言い訳です(笑)
文化の共有と文化の強要は違います。
例えば
「台湾人はみんな麻辣鴨血が大好きだよ!食べてみる?」
と
「台湾人はみんな麻辣鴨血が大好きだから、食べなさい!」
は違いますよね。
台湾人は~ 日本人なのに~
という言葉は、時に後者のようなニュアンスになってしますので
この国際化著しいご時世、相手を傷つけてしまわないよう、是非気を付けていきたいですね。
③予定を決めるが、意味がない
予定は決めます。
ただ、変更しまくるんです。
これは日本人の特性なのか、私の性格なのかわからないですが
非常に困るというか、これもいらいらしますね。
私は仕事の際も、プライベートも予定を決めたらその通りに動きたい人です。
そうでなければ予定を組む意味がないです。
できるだけ無駄な時間はなくしたいですよね。
でも台湾はそうではないことも多いです。
まずは家庭教師をしている生徒
時間、日程を頻繁に変更してきます。
まあ、連絡するだけましです。
次に彼女や友人、朝何時にどこへ行くと決めても起きない
準備に多大な時間がかかり、決めた時間に家を出ない
結局朝ごはん抜きになることが多いです。
朝起きれない可能性があるなら、その時間に朝ごはん屋さんに行く予定を立てるべきではないのです。失礼な態度だと思います。
決めたことも、急に変更するのも多いかなと思います。
今日は行かないと決めたことでも、急に、やっぱり行こう!
ということです。
1人でこれをするなら勝手にすればいいですが、なぜか人も巻き込みます。
私は、その日の予定が変わった時点で予定を組みなおします。
これは、何時にジム行くとか、何時に洗濯するとかも含みます。
それなのに、急に、やっぱり行こう!って言われた時の気分の悪さと言ったら。。
洗濯するから、ジム行くからって言っても、そんなの明日でいいよ!
といわれますね。
まあそうなんですが、嫌なのは、なんども人の予定も変更させるという点に尽きます。
それと同時に、予定立てるの嫌う人も多いかなと思います。
そんな細かいこと、決めなくていいよ~的な
1人で生活するなら好きにすればいいのですが、誰かと生活する場合はそうもいかないですよね。
お待ちかね、台湾人のいいところ!!!
①仲良くなるのは一瞬
誰かの誰の誰といった遠いつながりでも、あって話せばそのまま友達のようになります。
そして、年齢が少し離れていてもです。
中国語には、敬語といったものはありません。
丁寧な言い方、言い回し、単語はありますが、日本語の敬語の感じではありません。
その影響もあるんだと思いますが、すぐに打ち解ける感じは私は大好きです。
友人間もそうですが、家族間もそうです。
私が結婚すれば、相手側の両親に対し、義理の息子になるわけですが
日本よりも距離がないのは確かですね。
居心地?はいいです。言うなれば、変な緊張感がありません。
義理の両親の家行って、精神的に疲れたわ~みたいなことはありません。
この部分は、日本とかなり違う部分かなと思います。
そんなこともあってか、家族間の仲がいい?のも台湾の特徴です。
頻繁に連絡取りあって、ご飯食べた?仕事おわった?など他愛のない会話をしています。
日本は家庭によりけりだとは思いますが、私は男ということもあり、連絡は全然ないですね。両親も私に特に連絡はしません。
決して悪いことではないと思いますが、連絡、取りあうのに越したことはないですね!
まあ、毎日スケジュールを報告したりが面倒なのと、親が子離れできない部分はマイナス点かな?と思います。
②素直
好きなものは好き、嫌いなものは嫌い
よくも悪くも単純明快が台湾人の特徴です。
大人になってもサンリオ大好き、ディズニープリンセス大好き
そんな女の子たくさんいると思います。
自分の好きなものや、ほしいもの、要求を素直に言えるのは
そばにいる側として、本当に助かります。
いちいち、いろいろなことを考えなくてもいいからです。
日本のように社交辞令がないのは本当にいいと思います。
「じゃ、今度ご飯でも行きましょう~」
本当に行きます。すぐに予定を決めます。
一見普通のこのやり取りが、日本だと「ん?社交辞令か?」
という考えがよぎり、なんともあいまいな感じになりますよね。
「誘って、もし社交辞令なら恥ずかしいな」
「本当に誘っていいかな」
「誘わなかったら失礼かな」
「向こうから誘ってこないかな」
などなど
おそらくお互いに考えているはずです。
その点台湾はいいですね。
先日友人に、「実家でニワトリ大量に飼ってるなら、たまごちょうだいよ」
っていったら、本当にたくさんくれたときは少しびっくりしましたけどね(笑)
③なにごとも程よく緩く、許してくれる
日本は、なにごとにも規律があり、それを一生懸命守ります。
それは素晴らしいことで、諸外国も見習っていい部分だと思います。
ただし、時にそれはマイナスに働きます。
日本人からすると、その緩さも許せない!みたいな部分も正直ありますが
その緩さは、自分にとっての逃げ道です。
どうしようもない時は、その緩みを利用していいと考えるだけで、気が楽になります。
外国へ移住している身として、緊急で一時帰国となることは今後あるはずです。
その状況の中ですから、この緩みは非常にありがたいですね。
最後の部分だけ抽象的な感じでしたが、いかがだったでしょうか。
ちょっとだけリアルな台湾人の紹介でした。
過去記事もぜひ